らぶふぁみ事務局のハルです。
気がつけばもう10月、ようやく秋の気配がしてきましたね。
昨年に引き続き、10月の「ピンクリボン月間」に合わせた、乳がん検診の受診を促す啓発活動を取材しました。


会場は9月27日、町田GIONスタジアムで行われたファジアーノ岡山戦。
FC町田ゼルビア、一般社団法人町田市医師会及び町田市が連携し、当日は先着500名にゼルビアのロゴ入り”ピンクラバーバンド”と、乳がん検診を案内するチラシ等が配布されました。


受け取った来場者からは、
乳がん検診、気になっていたけれどわざわざ話を聞きにいくのが面倒だったので、ここで知れてよかったです。
試合会場でこうした活動をしてもらえると、気軽に知れてよいと思います。
ピンクリボン月間を知らなかったので勉強になりました。
といった声が寄せられました。

試合開始前のスタジアム内でも、検診受診を促すアナウンスが流れ、女性だけでなく男性や若い世代にも“検診を考えるきっかけ”を届けられたようです。

実際に配布を行なった、町田駅前ブレストクリニックの柴山医師は、

試合を観に来た“ついで”に知っていただき、これをきっかけに検診を受けようという気持ちになってもらえたら嬉しいです。今後はピンクのアイテムを身につけて試合会場へ足を運んでもらったり、ピンクのユニフォームを着ていただいたり、啓蒙が広がったら良いなと思います。
と話していました。
また、FC町田ゼルビアの担当者は、

このような活動は継続することが大事。今後も毎年行っていきたい。来年はさらにパワーアップした内容でできたらいいですね。
とのこと。
令和5年度の町田市の乳がん検診の受診率は約23.1%となっています(東京都全体の平均は約27.0%)。国が示す目標値である60%を達成するためには、より一層の努力が求められます。
【注記】受診率の算出方法は、東京都の統計データの算出方法に基づく(年齢は40歳以上69歳以下)
9人に1人は罹患するという乳がん。早期に発見して適切な治療を行えば完治する可能性が高い病気です。より多くの市民が検診を受けるよう、こうした取り組みが大切だと感じました。
10月からは町田マルイ横の通路に設置されたデジタルサイネージでも、中島選手による啓発映像が放映予定。
地域とクラブが力を合わせ、市民に「検診の大切さ」を伝える活動はこれからも続いていきます。
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