町田市の防災の現状を
知っていますか?

首都圏では今後30年以内に最大震度6弱の地震が起こると言われています。
町田市では防災の取り組みがどのように行われているのか、町田市役所の方にお話を伺い、子育て世代にとって必要な情報をまとめました。

在宅避難について

現在町田市では、家屋が倒壊していなければ災害があったときにすぐに避難所に行くのではなく、住み慣れた自宅で過ごす在宅避難を推奨しています。避難所での生活は、環境の変化によって体調を崩すことも多く、子どもにとっても大きなストレスがかかります。
事前に住宅の耐震化を行い、食料や水など必要な物を日頃から備え、可能なかぎり在宅避難できる準備を整えておきましょう。

町田市では在宅避難時でも以下の利用が可能だそうです。

  • 避難所のトイレを使用できる
  • 避難所でスマホなどの充電ができる
  • 食料の供給が受けられる

避難所でも配給を受けられますが、数に限りがあるため最低3日分の食料は備蓄するようにしましょう。

避難所について

町田市では震度6以上の地震があった場合避難所を開設。避難対象は家屋が倒壊し在宅避難できない方です。市内の各小・中学校が避難広場や避難施設に指定されています。

  • 避難所では屋内テント50個とファミリー用に10個が用意されている
  • 体育館には非常用発電が整備されているため、電気は3日間程度使用可。空調は送風のみのところが多い
  • 物資は4日後に届く想定だが、最近は1週間と遅れる場合も
  • 半径5km以内に病院がない避難所は医療拠点となる

町田市内各地域の避難場所に指定されている場所はこちらからご確認いただけます。お近くの施設をチェックしてください。

震災時避難場所・避難所一覧 | 町田市ホームページ

備蓄について

町田市の人口43万人に対し、9万人×3日分の備蓄が用意されています。

  • 食料は、「アルファ化米・水・ビスケット」(1日分)が備蓄されており、その他炊き出しを想定
  • おむつは子ども1日1人あたり8枚、粉ミルクは通常タイプとアレルギー対応タイプの用意がある
  • おしりふきは備蓄されていないので各自が用意する必要がある

そのほか、生理用品なども用意されています。

街の中にある防災に役立つ設備 

消えないまちだ君

災害による大規模停電時でも3日間消えずに点灯し続ける街路灯。町田市内の各駅周辺道路や公共施設などに設置され、避難所への誘導灯にもなっています。

Wi-Fi街だ君

停電時にFree Wi-Fi環境を提供するほか、防犯カメラ、スピーカーなどの機能も備えた街路灯。町田市内では町田市役所前のみに設置されています。

マンホールトイレ

マンホールの上に簡易な便座とパネルを置いて、災害時に迅速にトイレ機能を確保できます。防災倉庫に備蓄されています。

かまどベンチ

災害時に「かまど」として活用できるベンチ。町田市内では主に大きな公園などに設置されており、避難広場や避難施設が開設されると使えます。

地域案内図

街中にある案内図には避難場所や救護施設が記載されています。

避難所看板

避難広場や避難場所に指定されている場所に看板があります。

防災倉庫

避難場所に設置されていて必要な備蓄が収納されています。

災害時対応自販機

災害時に残っている飲料を無償で提供できる自動販売機です。

AED

自動体外式除細動器。駅、学校、公園などの公共施設や医療機関にあります。

公衆電話

緊急時に役立つので設置場所と使い方を子どもに教えておきましょう。

消火器

初期消火の為に50世帯に1つの割合で設置。使い方を覚えておきましょう。

町田市ハザードマップ

ハザードマップとは、災害予想地図のこと。自然災害が発生した時に、どこでどのような災害が起こるかを予測し地図上に示したもの。発生地点、危険地域、避難経路などが掲載されています。

町田市が公開しているハザードマップには、「防災マップ」と「洪水・土砂災害ハザードマップ」の2種類があります。

どちらも町田市内を地区に分けて、災害が起こりやすい場所を掲載しています。ハザードマップの種類によって地区分けが異なる地域もありますので、お住まいの地域の該当地区をご確認ください。

他にも町田市では気象情報や地震情報、災害時における避難施設の開設状況など様々な情報を一覧できる「町田市防災WEBポータル」を運用しています。

町田市防災WEBポータル

あなたが防災を考えた
きっかけは?

子育て世代の方に、被災の体験談を伺いました。災害時の現実を知れば、防災の意識が変わるかも。

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日頃から何をしておけばいい?

いつ起こるか分からない災害。子どもを持つ親としてどのように備えたらいいのでしょうか?

自宅で使うことを想定した備蓄を準備

水や食料をはじめ、各家庭に合わせて必要な備蓄を準備しておきましょう。
日頃から使用しているママバッグには赤ちゃんにとって必要なものが揃っているので、万が一避難所へ避難する場合にはそのまま持って行くことができます。

子どもが使い慣れているものを準備する

災害時、子どもは大人以上にストレスが溜まります。また自宅の倒壊は免れても、家の中がぐちゃぐちゃになる場合も・・・片付けの最中、子どもはおとなしく待てないかも。
子どもがこれがあれば楽しめる、安心できるというお気に入りのおもちゃやタオルなどがあるといいですね!
おもちゃは絵本やぬりえ、お絵かきセットなど、できればスマホやタブレットといった充電が必要なものではないもので用意しましょう。

子どもの反応を確かめながらローリングストックをする

備蓄品は一度準備したら終わりではなく、消費期限などに注意しながら交換することが大切です。
子どもはまずいものや食べ慣れないものを我慢して食べることができないので、非常食を準備するときは子どもと一緒に味見をして選ぶようにしましょう。
飲み慣れたミルクや好きなお菓子なども余分に購入するといいですよ!

住んでいる地域に起こりやすい災害を想定して備蓄する

災害と言っても、風水害と地震とでは使えるものが変わります。
例えば地震の場合、余震が続く中では火災の危険があるので、カセットコンロの使用はおすすめできません。
火を使わずに温められる加熱剤や温めなくてもすぐに食べられるものを用意しておきましょう。

 子育て世代に必要な備蓄を
チェックしよう!

子育て世代が在宅避難のために準備しておきたいものをご紹介。
お子さんの年齢などによって必要なものは異なりますので、各家庭で調整して備蓄してください。
おやつや遊び道具、その子にとって安心できるもの(お気に入りのぬいぐるみやおしゃぶり、ブランケットなど)があると、いざという時役立ちます。

他にも東京備蓄ナビのサイトでは、各家族の人数や性別、お住まい環境やペットの有無を回答すると、家庭で必要な備蓄リストを紹介してくれます。どれくらい備蓄したらいいか迷った時はぜひ参考にしてみてくださいね!

自分に合った備蓄を調べてみよう | 東京備蓄ナビ

子どもと一緒に防災の意識を高めよう

災害はいつやってくるかわからないので、どんな危険があるのか、いざという時どう行動すればいいのかを子どもに伝えることが大切です。
子どもにもわかりやすいよう、いろいろなシミュレーションや動画が公開されているので、活用してみてください。

きみの街にひそんでいる!気をつけ妖怪図鑑〜小学生編〜

さまざまな水害をモチーフにした妖怪のキャラクターが登場し、ハザードマップのことを学べます。

引用元:MLIT channel

子どもと一緒に避難場所・避難経路の確認をしよう

子どもとお散歩ついでに、家の周りにある避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。
また「マイタイムライン」(防災行動計画)について話し合い、子どもと一緒にシートや防災ノートに書き出しておきましょう。

東京都防災ホームページでは、風水害時のタイムライン作成方法が動画で見られるほか、手書きやアプリで実際にタイムラインを作成することもできます。

東京マイ・タイムライン | 東京都防災ホームページ

「大切なのは家族に合わせたオリジナルの備えをすること!」

必要な備蓄はその家庭ごとに違います。あなたにとって、家族にとって普段からこれが必要というものを備蓄品に加えておきましょう。

身近にある防災に役立つ
アイテムのご紹介

わざわざ防災用に購入しなくても、身近なショップで手に入り、低価格で普段使いもできる防災に役立つアイテムがいろいろあります。また普段使っているものが災害時に役立つこともありますよ!

アルミホイル

いろいろな物を保温したり、形を作ってお皿やスプーンの代わりとしても使用できます。丸めれば、スポンジとしても活用可。万能なので備蓄に一つ入れておくと重宝しますよ!

ラップ

アルミホイル同様、お皿やスポンジ代わりとして使えるほか、お皿に敷けば洗い物いらずで節水にもなります。ゴミを包んで匂いをなくす、ケガの応急処置など様々な活用法があります。

IKEAのキャリーバッグ

丈夫で水に強いので、災害時に濡らしたくないものを入れたり、汚れたものの保管に便利。濡れた後の乾きも早いのでいろいろなシーンで活躍してくれます。防災グッズをまとめて入れておくのもおすすめ。

蓄光テープ
←発光前 発光後→

暗闇で光るので、停電時に避難経路を示すことができます。家の中で暗闇になった時危ないと感じる場所や、スマホなど無くすと困るものに貼っておくのもおすすめ!100円ショップなどで手軽に手に入ります。