こんにちは!らぶ♡ふぁみ公式ブロガーのさえです。
今回は町田市玉川学園地域の親子&子どもたちの遊び場、ころころ児童館を紹介します!
娘が小さい頃に遊びに行っていた、ころころ児童館。コロナ禍を経て、最近はどんな様子なのかな?と気になり、小学生の息子に私もついていってみました。訪ねてみると、そこには10年前と変わらず子どもたちを見守ってくれるあたたかい雰囲気がありました。
親子で楽しめる様々なイベントのお話や、悩める子育て世代(私!?)の肩の力がスッと抜けるようなお話を伺うことができましたので皆さんにシェアしたいと思います。
ころころ児童館ってどんなところ?
ころころ児童館は町田市内に7ヶ所ある子どもクラブの一つです。玉川学園前駅から徒歩8分。以前ご紹介したお惣菜屋さん「たまくら」の前を郵便局に向かってのぼった先にあります。
子どもセンターとは違い、そこまで広いスペースではないですが、多目的ホール、図書コーナー、乳幼児コーナー、工作室などがあります。
隣には広くて「何もない」のが特徴のころころ広場もあり、ボール遊びや木登りなど自由に遊ぶことができます。
実はこの場所に児童館が作られるまでには、館長の内田延子さんをはじめとした地域の皆さんによる10年にも及ぶ地域の活動があったとのこと。
玉川学園に児童館を建設する計画は東京都で採択されていたものの、なかなか実現までに至らず、青少年健全育成の地区委員会を中心にシンクタンクを立ち上げ、地域の方々や行政とのやり取りを地道に続け、ようやく設立されたという経緯があるそうです。
そんな地道な活動が根っこにあるためか、この地域の皆さんは子育て世代に対してとても理解があり、最近話題になっているような子どもの声がうるさい!などのクレームは受けたことがないそうです。子育て世代にやさしいまちで安心ですね。
ころころ児童館に遊びにくる人はどんな方が多い?
ころころ児童館には未就園児の親子、低学年の小学生がよく遊びにきています。児童館には駐車場もなく、駅からも急な坂を上るので、近隣の親子さんが多いかと思いきや、他の地域からいらっしゃる親子もいるそうです。最近は早くから幼稚園に入園する子も多いので、未就園児は0歳から2歳前のだいぶ小さなお子さんが増えたのだとか。
上のお子さんの時に遊びに来ていた親子が今度は下の子を連れて来たり、小学生の頃に遊びに来ていた中高生が、ひょっこり顔を出して近況報告をしてくれることも。職員の方も子どもたちの成長を楽しみ、一緒に見守ってくださっています。
コロナ禍がようやく落ち着いて、ママ同士の情報交換の場も復活してきているようですね。
ある日のころころ児童館の様子をご紹介!
私が伺ったのは夏休みだったので小学生が多く来ていて、涼しい児童館の中で人気の卓球やボードゲームで遊んでいました。
幼児コーナーに8ヶ月の女の子と一緒に遊びにきていたママがいたので、お話を伺ってみました。出産とともにパパの地元である町田市に引っ越してきて、たまにころころ児童館に遊びに来るそうです。らぶ♡ふぁみWebをいつも参考にしているということ。
(ありがとうございます!byらぶ♡ふぁみスタッフ)
乳幼児向けのイベントが開催される日の方が、乳幼児さんが多くいらっしゃるとのことで、多目的ホールにたくさんのおもちゃが出される「おもちゃ箱」の日にも訪ねてみました。
この日は1歳前後のお子さんたちと、夏休み中の幼稚園児のおにいちゃんが。先日お会いした親子もいらっしゃっていましたよ。おうちにはないトンネルや車のおもちゃなど大型の室内遊具で自由に遊ぶことができ、とても楽しそうにしていました。
お座りのお子さん、はいはいを始めたお子さん、歩き始めのお子さんなど、遊びの幅が広がっても遊びやすいですね。
0歳児同士のやりとりも微笑ましくてかわいかったです!
特に今年の夏はとっても暑かったので、クーラーの効いた広いお部屋で遊べるのは親子共々ありがたかったと思います。
「子育てほど”報われる”仕事はありません」
館長である内田さんにもお話を伺ってみました。ころころ児童館と併設されている学童は、NPO法人タグボートによって運営されています。
内田さんはころころ児童館の開設までに約10年、開設して20年、ずっと町田、玉川学園地域の子どもたちを見守ってくださっている館長さんです。今回設立からのお話を色々と聞いていく中で一番印象に残った言葉がこちら。
「子育てほど ”報われる” 仕事はありません!」
最近子育てお悩み中の私は思わず聞き返してしまいました・・・。正直、なんでこんなに報われないんだろうと思っていたところだったので・・・。
「子どもを育てているということは未来をつくっているということ。不老不死を望んだどんな英雄だって時間を超越できなかったけれど、子育ては時間を超越できるんです!」
おっしゃる通り。何だかもっと自信を持って子育てしたいと思いました。
・・・でも、どんな子育てをしていったらいいのでしょう・・・と考えてしまった私に、
「親が死んでも生きていけるように育てたらいいんですよ。若木を育てるには添え木をするけれど、ずっと添え木が強いとうまく育たないのと同じです。」
そう考えると何だか難しく考えすぎずに済みそうですね!つい親が何でもやってあげなきゃと思ってしまうけれど、もう少し子どもに任せようと思いました。
ちなみに内田さんもご自身の娘さんお二人を育てていく中で、お子さんたちとぶつかることもあったのですが、あるきっかけによって、お子さんたちが変わってくれた、成長を感じたタイミングがあったそうです。
それがお子さんたちが小学校6年生と中学生の時だったと伺って、小学校6年生の娘がいる私は、今からでも遅くないなと安心したのでした。
でも、頭ではわかっているつもりでも、いざ子どもを目の前にするとまた戻ってしまったり・・・。
「3日もすれば忘れてしまうので、何度も繰り返せばいいんですよ。」
「その子がその子らしく生きていけること。あとはもう一つ。自分が子どもの頃に本当は親にやってもらいたかったこと、親にやってもらって嬉しかったことを子どもに対してやってあげる。自分の子どもと子どもの頃の自分、どちらも笑顔になってもらえたら。」
今回ころころ児童館を紹介するためにお話を伺うつもりが、子育てに関わるお話を伺えて、なんだかとてもすっきりしました。そして帰ってから子どもたちにだいぶ優しく接することができた私です。
皆さんも何か小さなことでもお悩みなどあれば、気軽にお話ししてみるといいですよ。
9月以降のころころ児童館でのイベント情報
8月は夏休み中の小学生向けのイベントが多かったですが、9月以降は乳幼児向けのイベントがたくさん用意されています!おうちでお子さんと2人きりではなかなかできないことを、親子で楽しみながら経験できそうですよ!
●Try it(0歳から参加できる親子クッキング) コロナ禍で長いこと開催できていなかった人気の企画が復活しました!0歳から参加でき、なんと0歳でも包丁をしっかり使います! 年4回(6月、9月、12月、3月)木曜日に開催され、こちらは予約制なので、気になる方は忘れずにチェックしてくださいね! 今月は9/14開催です。 ●楽リラ親子体操 原則毎月第3水曜日に行われる親子体操です。リトルジャンボスポーツクラブの方が、体操の機会が少ない未就園児向けに、体を動かす楽しさを教えてくれる企画。ママの方が運動になるかも!? 今月は9/20開催です。 ●ふれあい親子ヨガ 要望の多かったヨガの企画です!赤ちゃんが横に寝ている間にヨガに集中したり、もしぐずってしまってもスタッフがみてくれるので、ママがほっとひと息つくことができたらと。 今月は9/26開催です。 ●ダンベル体操 水曜日の親子体操のなどのイベントの後には、ママ向けのフィットネス! 近くの高齢者の方も一緒に行います。気になる二の腕をスッキリさせたい方などにも好評とのこと!
ころころ児童館のイベントは地域の方が先生になって、教えてくださるものもたくさんあります。そんな子育ての先輩にお話を伺えるのも貴重な機会。
パパや保育園・幼稚園に通うお子さんも参加できる土曜日に開催されるイベントや、小学生向けのイベントもありますので、ぜひホームページからチェックしてみてくださいね。
他にもあります!町田市内の子どもセンター、子どもクラブ!
町田市内にはころころ児童館以外にも、市内14ヶ所の子どもセンター、子どもクラブがあります。
私も娘が小さい頃は大きな滑り台のある「ただON」や町田駅から徒歩圏内の「まあち」、南大谷子どもクラブなども遊びに行っていました。2023年7月には小山田に子どもクラブ「ゆめいく」がオープン。
コロナ禍が明けて遠出もできるようになりましたが、小さい子連れのお出かけは、近くの程よい広さの遊び場が楽だったりしますよね。
遊べるおもちゃもそれぞれ異なりますし、行きたいイベントに合わせて、たまには遠くのセンターに足を運んでみるのも楽しいですよ。
ぜひお子さんもママもパパも一緒に町田市内の子どもセンターや子どもクラブに出かけてみてくださいね!
玉川学園子どもクラブころころ児童館
住所:玉川学園3-35-45
TEL:042-710-1475
開館時間:10:00-18:00
休館日:日曜、祝日、年末年始
駐輪場:あり