こんにちは。らぶ♡ふぁみ公式ブロガーのさえです。
町田市内でも桜が咲き始めましたね!
そして、卒園・入園入学シーズンですね!お子さまが新しい門出を迎える皆さま、おめでとうございます!
お子さまの節目には、かわいい姿を写真に残したいですよね♡

今回は、フォトグラファーとして活動している私が、一眼レフでの撮影のポイントをいくつかお伝えしたいと思います!

“カメラに全部おまかせ”を卒業してみよう!

我が子のためにと買った一眼レフやミラーレス一眼などのカメラ。入園式や運動会、お遊戯会などの行事で少し使って、あとはおうちで眠ったままのご家庭も多いのでは?
また、せっかくいいカメラで撮影してみても、ブレブレの写真ばかりだったり、スマホで撮影した写真と変わらないように見えたりすると「なんだかうまく撮れないなぁ、センスないのかも。」と思ってしまうかもしれません。私も初めて一眼レフカメラを手にした時はそうでした。

もちろん全てカメラにおまかせでもきれいな写真が撮れるのですが、撮影モードや値を変えることで、「こんな写真が撮りたい!」というイメージに合った写真が撮りやすくなります。
まずは、設定を少しずつ変えながら撮影して、カメラに慣れていきましょう!

ちなみに暗い室内で動くお子さんを撮影するのは至難の業なので、明るい屋外で撮ったり、室内だったら光の入った部屋でのお昼寝の様子で練習するのがおすすめです。

撮影のポイント1 背景をぼかした写真を撮ってみよう!

背景をぼかした写真って人気ですよね。ふんわり優しい雰囲気で撮れるので、子どもを撮る時にもいいですね。背景をぼかすと人物が際立って見えます。

●撮影モードを「絞り優先モード」に
背景をぼかした写真を撮るには、撮影モードを絞り優先モード(Aモード・Avモード)に設定します。

●「F値(絞り値)」の値を「小さく」
F値(絞り値)
をなるべく小さくして撮影します。どのくらい小さい値を設定できるかは、使っているレンズによっても異なります。

F値(絞り値)の値を小さくすると、穴は反対に大きくなって光をたくさん取り込めるようになり、明るくボケ感を生かした写真を撮ることができます。

F値=5.0で撮影

●被写体と背景の距離を離す
遠くにあるものの方がよりボケるので、お子さまとぼかしたい背景の距離をなるべく離して撮影します。

●ピントをお子さんに合わせよう
お子さまのお顔、「特に瞳!」にピントが合うようにしましょう。

通常のオートフォーカスの場合、最初の設定は中央でピントを合わせるようになっているかと思います。カメラを撮りたい被写体に向け、シャッターボタンを半押しするとピントが合います。お子さんにピントが合うように調整できたら、シャッターボタンを最後まで押します。その時に、カメラはしっかりと構えてくださいね。シャッターボタンを押す時にカメラが動いて、ブレてしまってはうまく撮れません。

最近は顔認識、瞳認識の機能がついているカメラも多いですね。液晶画面にタッチしてピントを合わせることができるカメラもあります。逆に手動でピントを合わせる設定になっている場合もありますので、うまくいかない場合はお持ちのカメラの設定をご確認くださいね。

F値=5.0で撮影 
映える背景を探すのもポイントです!


●「単焦点レンズ」を使ってみる手も
もっと背景をぼかしたいという時には、F値(絞り値)が小さくて明るく撮れる単焦点レンズを追加で用意するのもおすすめです。私が初めて「おっ!」と思えたのは、焦点距離35mm、F値1.8のレンズを使って撮影した時でした。お値段も手頃なものからあり、レンズのサイズも小さめなので、子育て中には特に重宝しますよ。
一眼レフ、ミラーレス一眼は撮りたい写真に合わせて、レンズを交換できるのも面白さですね。(ハマりすぎて出費がかさむこともあるので、よく「レンズ沼」といわれます…苦笑)

初めて単焦点レンズで撮影した写真

撮影のポイント2 動き回る子どもにはシャッタースピードを変えてみよう

撮りたい時にじっとしているお子さまばかりではないですよね。動いているお子さまを撮るのはまた難しいですね。そんな時に私は、その状況を一緒に楽しみながら撮ってしまうことが多いです。

●撮影モードを「シャッタースピード優先モード」に
動いているお子さまを撮りたい時は、シャッタースピード優先モード(Sモード・Tvモード)を使います。

●シャッタースピードを「速く」設定する
お子さまの動くスピードに合わせて、シャッタースピードを設定します。

シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間を表し、例えば1/60(秒)、 1/125(秒)、1/1000(秒)などの値で設定します。速いものを撮るときにはシャッタースピードを速めに設定します。(例えば、1→1/60→1/1000と速くなっていきます。)一度「1/250」くらいに設定して撮影しながら調整しましょう。シャッタースピードを速く設定すると、光を取り込む時間も短いので暗くなります。その時に明るさを調整するにはISO感度、露出補正などを設定しますが、覚えることがどんどん増えてしまうので…まずは屋外などの明るい場所で試してみてくださいね。

●シャッタースピードを遅めにしてブレを楽しむことも

あえてシャッタースピードを遅めに設定して、動きのある写真にしたり、見た目とは違う面白さを表現することもできます。少しブレていたり、動きのある写真も子育て中のバタバタ感が表現されているようで、見返してみると楽しいですよ。シャッタースピードを速くしたり遅くしたり変化を楽しんでみてくださいね。

シャッタースピード=1/250で撮影

さぁ、何気ない日常から撮ってみよう!

日々成長していく子どもたちを記録していくのはとても楽しいです!
私が今まで撮った中で気に入った我が子の写真は、日常の様子がよくわかる写真だったりします。
卒園式、入園式など「ここぞ」という時にだけ撮影しようと思うと、思うように撮れないことも多いと思います。それに、撮影に集中しすぎて式典の内容が全く記憶に残らない、なんてことも。なので式典中は動画を回しっぱなしにしたり、園のカメラマンさんにお任せするなどして、自分たちは式典に集中するのも大切かなと感じます。
その代わり、別の場面でパパやママにしか撮れない写真を撮影してみてはいかがでしょうか。ちょっと慌ただしいですが、朝の登園風景などの日常や卒園式や入園式の日の準備の様子を撮影したり♪
コロナ禍でなかなか一緒に遊べなかったお友だちと園服姿やランドセル姿で集まって撮影会をしてみるのも楽しいですよ!

●最後に、パパさんたちへお願い(^人^)
ママが撮影担当だとママとお子さまが一緒の写真が本当に少なかったりしますので、ぜひ母子での写真を撮ってあげてくださいね!私がスタッフとして関わっている子育てサロンでも、ママとお子さまが一緒の写真を撮ってプレゼントしていますが、とても喜んでもらえます。

カメラの世界はとってもとっても奥深いので、今回はほんの少しだけご紹介しました。「うちもずっと一眼レフを使ってないわ。」という方は、ぜひこの機会に試してほしいなと思います。
ちょっとコツを覚えて気に入った写真が撮れた時の嬉しさといったらありません!!
ぜひ家族にしか撮影できない写真を撮ってみましょう♡

-らぶ♡ふぁみスタッフより-
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