授乳のときに赤ちゃんがむせたりゼロゼロと音がしたりすることはありませんか?突然むせ込むと心配になりますよね。赤ちゃんがむせることはよくあり、体の発達過程によるものがほとんどです。

赤ちゃんは、飲み込む動きや呼吸の調整がまだ未熟のため、ミルクや唾液が喉にたまりやすく、むせたりゼロゼロしやすい体のつくりをしています。こうした症状に「喉頭軟化症」が関係していることもあります。これは、喉の軟骨が柔らかく、息を吸うときに喉が少しへこむことで、ゼロゼロと音がしたりむせやすくなったりする状態です。生後2〜3ヶ月ごろに症状が強くなりまずが、成長ともに改善し、1歳ごろには自然と落ち着くことがほとんどです。

むせること自体は、ミルクが気道に入らないように体を守るための反射でもあり、必ずしも悪いことではありません。

飲み始めに少しむせる程度で、すぐ落ち着く、顔色が変わらない、体重が順調に増えている場合は、あまり心配はいりません。授乳の際は、上体を少し起こした姿勢にしたり、授乳後すぐに寝かせずしばらく縦抱きにしてあげると、ミルクが喉にたまりにくくなります。また、一度に飲ませすぎないようにするのも効果的です。むせたときは慌てず、背中を軽くトントンして落ち着かせてあげましょう。

一方で、毎回激しくむせる、苦しそうな様子が続く、飲む量が減る、体重が増えない場合は、他の病気が隠れている場合もありますので、気になることがある場合は、一度小児科で相談してみましょう。