2025年10月1日、最後のエリアとなる成瀬の恩田川沿いにある南エリア中学校給食センターが、ついに開所しました!この新しい給食センターの開所によって、町田市の中学生全員が、待ちに待った温かくておいしい給食を食べられるようになります。

開所が予定より約1ヶ月遅れるなどさまざまな困難を乗り越え、「子どもたちに温かい給食を届けたい。」という多くの人の想いが実を結び、ついにオープンした給食センター。
今回は、その開所式の様子を取材してきました。

南エリア給食センターは、すでに給食を提供している「鶴川エリア中学校給食センター」、そして国内初のカフェ併設で話題になった「町田忠生小山エリア中学校給食センター」に続く、市内3番目の給食センターです。(給食調理業務、施設の受託運営はシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が行います。)
このセンターから、以下の5つの中学校に給食を届けます。

• 南大谷中学
• 南中学校
• つくし野中学校
• 成瀬台中学校
• 南成瀬中学校

開所式には、町田市長、市議会議員、町内会の方々、運営会社の代表者などが集まり、この日を迎えるまでの苦労や子どもたちへの思いが語られました。その後、テープカットが行われ、温かい給食の試食会へ。参加者は皆で学校給食のように手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」を言い、学校給食を楽しみました。

関係者の声

町田市 石阪市長
「栄養満点でおいしい給食を食べられる子どもたちの笑顔はもちろん、毎日お弁当の献立や栄養を考えるお母さんたちの笑顔も見られるのではと期待しています。」

南大谷中学校 校長
「栄養満点な温かい食事が食べられるのは子どもたちにとって非常に重要です。」

つくし野中学校 校長
「給食を通じて食育ができる機会ができたことも大きな意義があります。」

南成瀬ひがし町内会 会長
「地域住民が安心して利用できる居心地のいい場所になってほしいです。地元の農家さんとの連携も深めていきたいですね。」

  試食会の献立

  主食 わかめごはん 
  主菜 鮭の竜田揚げ 
  副菜 彩り野菜のからし和え 
  汁物 町田産冬瓜の豚汁  
  牛乳

南エリア給食センターは、給食調理施設であるだけでなく、地域交流の場としての役割も担っています。併設された「loop Ondagawa」はカフェや多目的室を備え、町田忠生小山エリアの「loop Nanakuniyama」とはまた違った魅力に溢れています。

カフェの目の前には恩田川が流れ、春には美しい桜並木が楽しめます。テイクアウトをして、隣接する南成瀬東光寺公園でピクニック気分を味わうことも可能です。
※カフェメニューは「loop Nanakuniyama」と同じ

平日(月~金)提供のフード・スイーツメニュー
休日(土・日・祝)提供のフード・スイーツメニュー
ドリンクメニュー(平日・休日共通)

屋上のテラスでは、恩田川の景色を眺めながらゆったりと過ごせます。もちろんこちらでカフェメニューを楽しむこともできます。

キッチン付きで、定員24名と広めの多目的室を完備しています。料理教室や地域の集まりなど、幅広い用途で利用できます。

<多目的室の利用料金>
◎午前(8:30-11:30): 部屋利用料910円(キッチン・備品使用は別途500円)
◎午後(14:00-17:30): 部屋利用料1,070円(キッチン・備品使用は別途500円)
※ご利用の際は利用者登録・団体登録が必要です。詳しくは「町田市役所ホームページ・集会・学習施設の予約について」をご覧ください。

お子さんをちょこっと遊ばせるのに良いですね!


子どもたちの健やかな成長を支えるだけでなく、地域の新たなコミュニティ拠点としても期待される南エリア中学校給食センター。今後の活用にも注目です!