こんにちは!らぶ♡ふぁみ公式ブロガーの♡こたかか♡です!
この春入園・入学・進級された皆さん、おめでとうございます!
我が家の長男坊は新一年生に、双子は保育園に入園しました。入園、入学にあたって準備するものもたくさんあってとっても大変!
同じ思いをしたお母さんお父さん方お疲れさまでした・・・。

入学してからもチョロチョロ歩いて心配な兄と、朝泣き叫ぶ双子の対応に疲弊していた日々が最近は落ち着いてきて、ランドセルを担いでたくましい兄と、ニコニコしながら駆けていく双子に成長!やっと一人の時間ができる反面、なんだか寂しい気持ちです。

我が家の3兄妹


とうことで、成長してきた我が子たちを、双子ってこんなんだよ~、単児の兄とはこんな感じで違うんだよ~、ということを振り返りつつお話できればと思います。
何本かに分かれてのお話になりますが、お付き合いいただければ幸いです!

さて、双子のお話を始める前に、双子のタイプについてみなさんご存じでしょうか?
双子には3つのタイプがあります。

①一絨毛膜一羊膜双胎(いちじゅうもうまくいちようまくそうたい)
②一絨毛膜二羊膜双胎(いちじゅうもうまくにようまくそうたい)
③二絨毛膜二羊膜双胎(にじゅうもうまくにようまくそうたい)

①の一絨毛膜一羊膜双胎は通称MMと呼ばれ、胎盤と赤ちゃんのお部屋が一つのタイプ。
②の一絨毛膜二羊膜双胎は通称MDと呼ばれ、胎盤は一つで赤ちゃんのお部屋は二つのタイプ。
③の二絨毛膜二羊膜双胎は通称DDと呼ばれ、胎盤も赤ちゃんのお部屋も二つのタイプ。

このうち①と②が一卵性双生児と呼ばれ、③が二卵性双生児と呼ばれています。
一卵性双生児はいわゆる双子!という感じで、ひとつの受精卵からできる双胎児のことを言い、遺伝子がほぼ同じなので、性別や外見、血液型が同じことが多いです。
二卵性双生児は、ふたつの卵子がそれぞれ受精してできる双生児のことを言い、 遺伝子情報は半分ぐらい同じものを持っている程度なので、性別や外見、血液型は同じだったり違ったりします。普通のきょうだいとあんまり変わらない双子です。
ちなみに我が家は二卵性双生児で、性別も外見もまったく違います。面白いですよね!

一卵性は受精卵が一つなので、妊娠エコー検査で見ると赤ちゃんのお部屋である胎嚢が一つ。そのためある程度の大きさになるまで双子であることに気づかなかったり、心音が二つ聞こえてきて気付いたり、なんてことがあるようです。
私の場合は、二卵性だったためお部屋が最初から二つバーン!とエコーにうつっており、すぐに双子だということがわかりました。

双子だとわかった時はすごーい!楽しみー!といったワクワク感しかありませんでした。

しかし・・・

まず、診ていただいていたクリニックでは多胎児の出産はできないことがわかりました。そして、コロナ禍だったこともあり、出産する病院で妊婦検診から受診してね、と言われました。
長男は実家の近くの、大学病院と提携している大きめの病院で出産したので、今回もそこでいいね~なんて言いながら紹介状をもらってその病院に行きました。すると、ここでは双子の出産は対応していないので、他の病院を当たってくださいとのこと。
残念だったね~と、産科がとても有名な別の病院に電話をすると、そこでも対応不可。次も断られ、結局6件の病院に断られてしまいました。

双胎妊娠では単胎妊娠に比べ、つわり症状が強く、早産、妊娠糖尿病、子宮内胎児死亡、子宮内胎児発育遅延、胎児形態異常、双胎間輸血症候群、妊娠高血圧症候群、血栓症などなどたくさんの合併症が単胎妊娠に比べて多いといわれています。さらに一卵性の場合は二卵性と比べ、よりリスクが高く、検査なども多いそうです。

問い合わせた病院にことごとく断わられ、ここにきてようやく、あれ?双子って大変?と気づきはじめた私。
とはいえこの頃の私は、まだ楽しみやワクワクする気持ちのほうが大きくて、後々出産先の病院の先生に「妊娠、出産はもちろん誰でもリスクを伴いますが、多胎妊娠は異常妊娠であり、とてつもないハイリスク。8~9割の多胎妊婦さんが管理入院をする」という話を聞くまで、正直、双子をなめてたなぁと思います。

さて、そんなハイリスク妊娠のため、母体・胎児集中治療管理室(M-FICU)という出産前の母子集中管理室と、新生児集中治療管理室(NICU)という出産後の新生児の集中管理室を備えている「総合周産期母子医療センター」での出産を勧められました。

そうと決まれば!とその中から実家から近い順に電話をかけていくのですが、今度は床数の問題と、出産費用の問題にぶち当たることに・・・。

双子の出産には、前述したとおりたくさんの合併症の可能性やリスクがあります。すべてをクリアして出産可能な大きさまで双子をお腹の中で育てあげ、赤ちゃんも母親も健康状態に問題がなく、なおかつ二人とも下に降りていて逆子でない状況というのはかなり少ないそうで、そのため基本的に帝王切開が多いです。通常分娩対応可能な病院もあるようですが、いざ出産時に分娩できる状態にならなかった場合は、すぐさま別の対応可能な病院に搬送されてしまうことがあるという話も。
総合周産期母子医療センターでは計画帝王切開となり、大体の出産日で予約をするのですが、問い合わせた病院は床数が少なく、私の出産予定時期はすでに予約がいっぱいで対応できないとお断りされてしまいました。また、受け入れはできますが150万かかります、なんて病院も!ひえ~!!!

そんなこんなでたくさんの病院に電話し続け、二週間かけてやっと出産時期に予約が取れて一番費用がかからない大学病院に決めたのでした。

つづく!

よちよち歩きの頃が懐かしい