【町田山崎団地イベントレポ】「DANCHILL＆Candle Night」で団地の温かさと魅力を再発見！

UR賃貸住宅の町田山崎団地は、子どもたちが自由に遊びまわれる自然豊かな広場があったり、商店街に個性的なお店が増えてきたりと、子育て世帯が暮らすにも魅力的な場所となっています。そして団地内のスペースを利用して、団地や地域の方々が心地よく過ごせるよう、定期的にイベントが行われているのをご存知ですか？らぶ♡ふぁみwebではこれから数回に渡って、そんな子どもと一緒に楽しめるイベントの様子と発展し続ける町田山崎団地の魅力をお届けしていきます。

今回は、2024年2月10日(土)に開催された「DANCHIIL」と「想いを馳せる Candle Night」（以下「Candle Night」）の2つのイベントを紹介します！

町田山崎団地ってどんなところ？

町田山崎団地は、小田急線町田駅、JR横浜線町田駅からバスで15分ほどの距離にある大型団地。自然が残る広大な敷地内には約4000戸の住戸が立ち並んでいます。
老若男女多くの年代が暮らしており、スーパーや商店街、公園、図書館、市民センターなどの施設が揃う、生活利便性の高い住居環境。私が訪れた日はお天気もよく、ご夫婦で散歩を楽しむ姿や子どもたちが自由に遊んでいる姿が見られました。

1960年代に建設された建物は外装や内装のリノベーションが進み、時代のニーズに合わせて生まれ変わっています。
保育園や幼稚園、小学校～高校、大学も隣接しており、子育てがしやすいエリアとしてファミリー層からの注目度も高まっています。

人々の憩いの場。焚火を囲んでくつろぐ団地✕CHILL（憩う）「DANCHILL」

この日はまず、12時から外が暗くなる前の17時頃まで、商店街にある広場を使い、焚火でマシュマロやバームクーヘンを焼いて自由に楽しめる「DANCHILL」を開催。「DANCHILL」とは、団地✕CHILL（憩う）をかけ合わせた言葉で、団地に住んでいる方々に豊かな屋外空間をもっと身近に楽しんでもらいたい！と、URの若手職員が中心となって企画・運営しているイベントです。

普段焚き火を見ることがない子どもたちは興味津々。思い思いに焚火にあたったり、バームクーヘンやマシュマロを焼いて食べたり、キャンピングチェアでのんびり過ごす姿などが見られました。
いつもは通り過ぎてしまう人も、公園内にベンチが設置されているのを見つけて、「何をしているの？」と足を止めて立ち寄り、さまざまな世代の人々の貴重な交流の場となっていました。

また、この日は14時から16時まで敷地内にあるぽんぽこ広場の裏山で「山崎団地冒険遊び場」が開催されていたこともあり、「DANCHILL」と行き来する親子連れや小学生も多くいました。

冒険遊び場は、地域の協力の元、公園等を利用して自然の中で思いきり遊べる子どもたちの居場所。周辺住民の声から生まれ、現在月に1回開催されているこの山崎団地冒険遊び場についてはまた別の記事でご紹介します。お楽しみに♪

「Candle Night」に先駆けて開催！ワンコインでできるキャンドルワークショプ

夕方からの「Candle Night」に先駆け、13時から商店街にあるキャンドル専門店「キャンドル Studio Lepta（レプタ）」にて、カラフルキャンドルのワークショップが開催されました。
紙コップを使用し、好きな色のキューブを選んで簡単にできるキャンドルづくり。幼稚園児から70代まで幅広い年代の参加者が楽しんでいました。

親子連れやお友だち同士の参加者も多く、同じ材料を使用していても個性の違う作品になっていました。
作ったキャンドルは夕方から開催される「Candle Night」の灯りの一部として灯して参加できたり、お土産として持ち帰ったり。参加者の皆さんはそれぞれに出来栄えに満足している様子でした。

幻想的なキャンドルの灯りと音楽に癒される。地域の人と人とを繋ぐ「Candle Night」

16時半になると、「DANCHILL」が開催されていた広場とキャンドルStudio Leptaさんのお店の間のスペースを使って「Candle Night」を開催。広場全体を作品とするインスタレーションとして、大小さまざまなキャンドルを200個以上配置し、ひとつひとつ、スタッフの手で火が灯されました。

17時からは、「音楽の調べ」として、ハンドパン奏者の「Handpan yuta」さんによる演奏が行われました。
ハンドパンとは、スイス発祥の鉄製の楕円形をした打楽器。座った状態で優しく叩くように演奏することで音が響くようなあたたかな音色を奏でます。心穏やかになる演奏をみなさん熱心に聴き入っていました。

次に、相模原市や町田市で活動している「夕日ビール」さんによるギターの弾き語り演奏。暗くなる中キャンドルの灯りの中で歌う姿は、ギターの音色と歌声も合わさりさながら野外の音楽ステージのよう。スマホやカメラで撮影されている方が多かったのが印象的でした。

その後は、Yutaさんが横笛の演奏も披露し2人でセッション。

辺りが暗くなってくると、手にライトを持って踊るダンサーのポットさんも飛び入り参加。静かな星空の下、3人それぞれの魅力が発揮された音楽ライブは、アンコールも含めて1時間半ほど行われ終了しました。

心に残る温かい演奏に100名近くの方が足を止め、イベントを楽しんでいました。

参加した多くの方から「素敵なイベントだった」「楽しかった」との声が聞かれた「Candle Night」。この日は温かい食事や飲み物をテイクアウトできるように商店街の飲食店も協力。陽が沈むに連れて寒くなって来る頃には温かいドリンクを片手にキャンドルの灯りと音楽を楽しむ方を多く見かけました。

イベントを主催した「キャンドルStudio Lepta」さんは、山崎団地の温かさと魅力を共有し、参加者自らの心を照らし出す心地よいキャンドルの灯りに包まれた時間を提供したいと準備をされていました。

町田山崎団地では、今後もさまざまな年代の方々が楽しめるイベントを計画中です。
これからだんだんと暖かくなって、木々の緑も濃くなり花も咲いてお出かけが楽しくなる季節。お散歩を兼ねて、ぜひご家族やお友だちと足を運んでみてくださいね。

おいしいお店がいっぱいの山崎団地名店街の魅力も、どんどんお届けしていきます！