【町田市のキャリア教育】ＦＣ町田ゼルビア「ゼルビアがっこう」を取材させていただきました！

こんにちは。らぶふぁみ事務局のハルです。
今年J2リーグで優勝し、来季からJ1リーグに昇格することで今話題のＦＣ町田ゼルビア。サッカー以外にも「すべては町田と子どもたちの未来のために」というスローガンを掲げ、町田の魅力や住み続けたい街をつくることを目指した＜ホームタウン活動＞を行っています。
今回はその中の一つ「子どもアシスト」の一環で、「ゼルビアがっこう」と称したキャリア教育の授業が行われるとのことで、町田市立南中学校に取材に行ってきました。

キャリア教育とは？

キャリア教育とは、子どもがキャリアを形成していくのに必要な能力を育てるため、大人が各学校へ出向いて仕事内容についての講演を行ったり、実際にお仕事体験をしてみたりできる授業の一つ。
町田市では次世代を担う子どもたちに、「これからの社会の中において、夢や志をもち、自ら学び、自ら考え、目標に向かってたくましく生きることのできる力を育むことを目指す」ことを目的に、小学校からキャリア教育を進めています。
らぶふぁみ事務局も2022年に金井中学校でキャリア講師を務め、らぶ♡ふぁみを制作するに至る経緯などの話をさせていただきました。

ゼルビアがっこうの内容は？

今回講師を務めたのはＦＣ町田ゼルビアのスポンサー企業、引越し業界・自動車販売業界・広告業界など7社。テーマは「プロスポーツクラブへのスポンサーを務める意義と未来の話」。授業を受ける生徒は南中学校の一年生です。

生徒たちには事前にアンケートが配られ、話を聞いてみたい企業を4つに絞ってそのブースを回っていました。

「引っ越しは人生の大切な節目をお手伝いする仕事」という話に、子どもたちは聞き入っていました。

「将来の夢は？」「仕事をするということは？」について子どもたちに問いかけるブースも。

広告業界の企業ブースでは、商品を宣伝するためにどんな人たちに、どんなアピールの仕方で宣伝していったらよいかなどを、具体的に子どもたちに意見を出してもらい一緒に考えていました。

昼食後の一番眠い時間帯、そして各ブース20分×4回というタイムスケジュールにも関わらず、子どもたちはメモを取りながら真剣な表情で参加をしていました。

ゼルビアがっこうを終えて

終了後には子どもたちから様々な感想を聞くことができました。

そのほか・・・

取材後記

今回授業を受けた子どもたちと我が子が同い年ということもあり、取材する側というよりは親目線で子どもたちの様子を見ていましたが、きっと普段は見せないであろう真剣な顔つきで企業の方の話を聞いていたのがとても印象的でした。サッカー好きの子どもはゼルビアの選手が来て話をしてくれたらうれしいかもしれません。しかし今回のように企業の方の話を直接聞き「仕事」というものを現実的にとらえられたことは、将来を考え始める年代の子どもたちにとってよりよい機会になったと思います。
ネット情報ばかりに頼りがちな子どもたちが多くなっている今だからこそ、リアルな話を聞くという体験は子どもたちにとってとても必要な経験で、是非今後も続けていただけたらうれしいなと思いました。