お出かけ先や自宅でも、こどもってケガをしますよね。
今回はたんこぶについての対処法を教えてもらいました。

たんこぶは、転倒転落か、墜落かによって対処法が変わります。

まず、お子さんの背丈より高いところから落ちる「墜落・落下」(高い遊具から落ちたなど)の場合、すぐに整形外科・脳神経外科・外科を受診し、さらに48時間はご自宅でも様子を見てください。
特に「意識消失」「ぐったり」「嘔吐」があった場合は救急対応が必要です。

転倒や転落(走ってぶつけた・階段で転んだ)でも「吐いた」「元気がない」「傷がある」といった症状があれば受診をお勧めします。
たんこぶ以外に首や手足など他の部位を傷めていないか確認してあげましょう。
傷に関しては消毒よりもきれいな水で洗ってあげてください。

たんこぶだけの場合、泣いたり横に寝かせると血流が増して腫れや痛みが強くなるため、まずは落ち着かせてあげましょう。座らせるか縦抱きにして、たんこぶを軽く抑えながら冷やしてあげてください。
冷たいペットボトルをタオルで包んで冷やすのも効果があります。

こどもの頭のケガは症状がわかりにくいことが多いですし、心配な場合は迷わず受診してくださいね。

ぽっぽ先生応急グッズ!

・絆創膏
・ガーゼ
・包帯
・水のペットボトル
・ワセリン:傷が乾く前にたっぷり塗るとそのあと砂やバイ菌を洗い流しやすくなり、止血効果もあります。