
らぶふぁみ事務局のハルです。
新学期が始まって約2カ月。子どもたちも少しずつ学校生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
明治安田J1百年構想リーグ ホーム最終戦が迫った5月末日、FC町田ゼルビアの選手が市内の小学校を訪問し、新1年生へ下敷きをプレゼントしました。
この取り組みは、FC町田ゼルビアの地域貢献活動「子どもアシスト」の一環として2018年から続いているもの。毎年、市内の小学校を訪れ、新1年生へ下敷きを直接手渡しています。
今回訪問したのは、岡村大八選手と中山雄太選手。
今シーズンもチームを支えてきた2人が、子どもたちに笑顔を届けにやってきました。

子どもたちが楽しみに待つ中、選手たちが登場すると会場は大盛り上がり!
キラキラと目を輝かせながら選手を見つめる子どもたち。
そして、代表児童が前に出て、選手から下敷きを渡されると、緊張しつつも「ありがとうございます。」と嬉しそうな表情で受け取っていました。

質問コーナーでは、子どもたちからたくさんの手が挙がりました。
「どうやってサッカーが上手くなりましたか?」

とにかく、めちゃくちゃ練習しました!

小さい頃から兄や姉と一緒に遊んだり、戦っていたので(笑)、自然とできるようになったと思います。
「(自分で作る)好きな料理は何ですか?」

生姜焼きが好きです。

作るなら肉じゃがです。食べるのはカレーが好きです。
さらに、
「ボールを強く蹴るにはどうしたらいいですか?」
「上手なパスの仕方を教えてください」
など、サッカー好きな子どもたちらしい質問も飛び出しました。
選手たちは一つひとつの質問に丁寧に答えながら、子どもたちに「たくさん練習すること」「気持ちを伝えること」「失敗を恐れないで挑戦すること」の大切さを伝えていました。
そして今回、子どもたちへの下敷きプレゼントに加えて、特別な贈り物も用意されていました。
なんと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合で実際に使用された公式試合球に、選手と監督のサインを入れたサインボールが学校へ贈呈!

FC町田ゼルビアは今シーズン、クラブ史上初となるACLに出場し、見事準優勝という素晴らしい成績を収めました。
選手たちはその報告とともにサインボールを手渡し、子どもたちからは大きな拍手が送られました。
このサインボールは、今後、町田市内の公立小・中学校全59校にも順次贈呈される予定とのこと。世界を舞台に戦った選手たちの思いが詰まったボールは、子どもたちにとって大きな励みになりそうです。
プロサッカー選手との交流やプレゼントを通して、夢や目標を持つきっかけにもなった今回の学校訪問。子どもたちの笑顔あふれる素敵な時間となりました。
子どもたちとの交流で感じたこと。選手たちに聞きました!
今回の小学校訪問を終えた岡村選手と中山選手に、子どもたちとの交流についてお話を聞きました。

――今回の小学校訪問に参加してみて、いかがでしたか?

思った以上に自分たちのことを知っている子がたくさんいて、素直にうれしかったです。こんな機会はなかなかないので、とても貴重な体験になりました。下敷きのプレゼントだけでもあんなに喜んでくれるんだな、と感じましたし、自分たちのプレーを見てさらに元気や勇気を与えられたらと思いました。

今日は僕たちが何かを届ける側のつもりで来ましたが、実際には子どもたちからたくさんの元気をもらいました。町田ゼルビアは地域とのつながりを大切にしているクラブなので、こういう交流が増えるほど僕たちも力をもらえます。子どもたちにとっても、試合を見たり選手と交流したりすることが学校生活の楽しみのひとつになったらうれしいです。
訪問中、子どもたち一人ひとりに目線を合わせながら話す姿がとても印象的だったお二人。子どもたちとの関わりについても聞いてみました。
――お二人とも子どもたちへの接し方がとても自然でした。もともと子どもは好きですか?

好きですね。ただ、自分たちにはまだ子どもがいないので、どう接したらいいんだろうと探り探りな部分もありました。でも小学校って1年生から6年生までいて、本当に成長の差が大きいんだなと感じました。特に6年生は『こんなに大人なんだ!』と驚きましたね。

僕も同じです。5年生と6年生でもかなり違うなと感じました。6年生はすごく大人びて見えましたね。
――子どもたちへの言葉の伝え方も印象的でした。

小学生と触れ合うイベントに参加する機会が割とあったので、その度に自分なりにどう話せば伝わるか、試行錯誤してきました。できるだけシンプルな言葉で話すことを意識しています。
ここで少し話題を変えて、お二人の小学生時代についても聞いてみました。
――どんな小学生でしたか?

休み時間はドッジボールや鬼ごっこ、放課後は児童館や習い事と、とにかく外で遊んでいました。家にいることはほとんどなかったですね。ガキ大将みたいだったと思います。

僕もかなりやんちゃでした(笑)。運動会の日に先生から『今日は出るな』と言われたこともあるくらいです。でも、自由に生きていた子どもだったと思います。
また、岡村選手には、今でも忘れられない出来事があるそうです。

小学校1、2年生くらいの頃、父の車に乗っていたら隣の車線にキングカズさんがいて。窓から身を乗り出して握手してもらったんです。
20年以上経った今でも鮮明に覚えているという、その日の思い出。
今回、下敷きを受け取ったり、ハイタッチをしたりした子どもたちの中にも、何年後かに『ゼルビアの選手に会ったんだよ』と思い出してくれる子がいるかもしれません。
最後に、中山選手が話していた「子どもたちからもらったもの」について聞いてみました。
――「子どもたちからもらったもの」とは、どんなものでしょうか?

やっぱりエネルギーですね。大人になると、あの純粋なエネルギーってなかなか出せないんです。今日も質問したい子がみんな勢いよく手を挙げていましたが、周りを気にせずに『聞きたい!』『知りたい!』を素直に表現できる姿は本当に素敵だなと思いました。僕自身も、そういう気持ちを大切にしたいなと改めて感じました。

子どもたちに笑顔を届けるために訪れたはずの選手たち。でも実際は、子どもたちのまっすぐな言葉や元気な姿から、選手たち自身もたくさんのパワーを受け取っていたようです。
今回の出会いが、子どもたちにとっても、選手たちにとっても、心に残る一日になっていたらうれしいですね。
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